なぜ介護職は副業をするのか。理由を解説!

副業は政府も推奨していて、企業でも副業を可能とする所が増えています。これは、介護職にとっても同じことが言えるでしょう。では、介護職が副業をする理由はどのようなものがあるのでしょうか。

まず、高収入とは言えない給料事情が絡んできます。介護士の月給は、平均22万円程です。これは、日本の全体の平均が約32万円と言われているため、それを大きく下回ることが分かるでしょう。単身世帯であれば、暮らしていくことは可能です。しかし、家庭を持つとなると話は別です。日々暮らしていく生活費に加え、子どもの養育費が必要でしょう。さらに、出産時は収入源も偏ることから、かなり厳しくなることが予想できます。このことから、夫婦共働きで生活が成り立ち、もしもの時のために、備えも必要なことが分かります。

次の理由として、肉体労働であることが挙げられます。介護の仕事はほとんどが立ち仕事で、自分の身体全体を駆使して毎日働く仕事です。たとえば、お年寄りをベッドから起こしたり、トイレへ行くための補助を行ったりといったことが多いです。そのため、腰を痛めてしまう人も多くいます。今は問題なく働けていても、これから自分が年齢を重ねて足腰に問題がでることも考えられるでしょう。そのため、今後も働き続けられる仕事なのかと、疑問に思う瞬間が多のことも事実です。

今から副業として別の仕事を始め、その不安に備えようと考えることは、当然のことなのかもしれません。